この計画は若夫婦と子供、そして、その両親のための2世帯の住宅である。両世帯の希望は、明るく天井の高いLDKと家族が仲良く楽しく暮らして行ける家というものであった。御両親からは、敷地内に趣味の盆栽に墓塔できる離れの部屋、そして、奥さんの趣味であるアンティーク調の小物と家具の似合う、優しい空間が欲しいというのが要望でした。
工事は老朽化した家の解体から始まった。1階は高い天井と、光と風を取りいれられるように、南面にできるだけ開口を確保した。2階は、片流れ・切妻と、天井の形状を変え、さらにLDKとフリースペースの床に段差を作る事で、天井の高さを場所によって変えた。そして、その天井からグリットに配置されたペンダントライトを落とした。長さを調整することで、あえてライトの高さはそろえ、不規則な天井高との均整をとっている。
単純な長方形のLDKは、天井の形状、床の段差、グリットに配置されたライト、淡い白を基調とした仕上げと、さまざまな要素が入り複雑で不思議な空間を生んでいる。また、夜にはペンダントライトを調光させることで、小さな星空が家の中にできた錯覚になる。2階の柔らかなイメージは外壁の杉板を淡い白に塗装することで、外へつながるようにした。
工事は老朽化した家の解体から始まった。1階は高い天井と、光と風を取りいれられるように、南面にできるだけ開口を確保した。2階は、片流れ・切妻と、天井の形状を変え、さらにLDKとフリースペースの床に段差を作る事で、天井の高さを場所によって変えた。そして、その天井からグリットに配置されたペンダントライトを落とした。長さを調整することで、あえてライトの高さはそろえ、不規則な天井高との均整をとっている。
単純な長方形のLDKは、天井の形状、床の段差、グリットに配置されたライト、淡い白を基調とした仕上げと、さまざまな要素が入り複雑で不思議な空間を生んでいる。また、夜にはペンダントライトを調光させることで、小さな星空が家の中にできた錯覚になる。2階の柔らかなイメージは外壁の杉板を淡い白に塗装することで、外へつながるようにした。
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data
- 所在地/神奈川県平塚市
- 敷地面積/185.46m2(56.10坪)
- 建築面積/81.84m2(24.75坪)
- 延床面積/155.54m2(47.05坪)
- 1階床面積/80.18m2(24.25坪)
- 2階床面積/75.36m2(22.79坪)
- 構造/木造
- 階数/地上2階
- 竣工/2010年3月
- 地域地区/市街化調整区域
- 用途/専用住宅
- 共同設計/LEVEL Architects